メジャー初制覇を目指す松山は優勝予想9位　トップはB.ワトソン

　現地時間13日にウィスコンシン州のウィストリング・ストレイツを舞台に開幕する、米男子ツアーの今季メジャー最終戦 全米プロゴルフ選手権。同大会のパワーランキング（優勝予想）が発表され、日本人初のメジャー制覇を目指す松山英樹が9位にランクインした。

　前週のWGC-ブリヂストン招待は37位タイに終わったものの、全英オープンまでの10試合連続でトップ25に入るなど安定感はツアーでも屈指の松山。パー4での平均スコアは3.95とツアーで2位タイ。得意なショットで1000個以上のバンカーと深いラフが待ち受けるピート・ダイ設計の難関コースを攻略することができるだろうか。

　優勝候補の最右翼に選ばれたのは“飛ばし屋”バッバ・ワトソン（米）。平均ティーショット飛距離は315.8ヤードで2位となっているものの、ストローク・ゲインド・ティー・トゥ・グリーン（1.869）とパー5での平均スコア（4.40）で1位に立っている。今週のコースは高い木々などがなく、視野が開けているため持ち味を存分に生かすことができることも大きな強みだ。

　その他上位には、2位にメジャー初制覇を狙うジェイソン・デイ（豪）、3位には史上3人目となる同一シーズンメジャー3勝を狙うジョーダン・スピース（米）、4位ジャスティン・ローズ（英）、5位リッキー・ファウラー（米）と並んでいる。左足首のじん帯を断裂からの復帰を果たすローリー・マキロイ（北アイルランド）は6位、7位にはヘンリック・ステンソン（スウェーデン）が入っている。