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L.コがタイトル奪還! PO制して今季3勝目 横峯は38位タイ

2015/08/24 12:02
L.コがタイトル奪還! PO制して今季3勝目 横峯は38位タイ
今季ツアー3勝目を手にした、リディア・コ。 (写真提供:Getty Images)

 

 米女子ツアーのカナディアン・パシフィック女子オープンが現地時間23日、カナダのバンクーバーGCを舞台に最終ラウンドの競技を終了。リディア・コ(ニュージーランド)がステイシー・ルイス(米)とのプレーオフを制し、今季ツアー3勝目を手にした。

 この日トップタイから出たコは3番のバーディで通算13アンダーとしたものの、9番ボギーでイーブンパーに戻すと、バックナインはスコアカード通りのプレー。1バーディ、1ボギーの「72」で、この日「67」をマークしたルイスとのプレーオフに突入する。すると18番パー4での1ホール目で決着。2打目をフェアウェイから大きく外したルイスのボギーを尻目に、コがきっちりパーをセーブし、2012年大会からの連覇に続く今大会3勝目を飾った。

 トップと1打差の3位タイは昨季覇者のリュウ・ソヨンとキム・セイヨンの韓国勢2人。インビー・パーク(韓)はレクシー・トンプソン(米)らと並ぶ通算8アンダー9位タイに終わった。前週からの連勝を目指した地元カナダ期待のルーキー、ブルック・ヘンダーソンは、この日5アンダー67をマークし、通算4アンダー23位タイとなっている。

 日本勢最高の38位タイから出た横峯さくらは前半3番でボギーが先行すると、その後も6番から2ホール立て続けにスコアを落とす。9番からの連続バーディ後、12番、14番と順調にスコアを伸ばしたものの、16番ボギーで失速し、4バーディ、4ボギーのイーブンパー72のラウンドで順位変わらず通算1アンダー38位タイで4日間を終えた。競技後、横峯は「ショットが悪い中でショートゲームのリカバリー率があまり良くなかった。そこを磨いて自信を持てるようになれば攻めるプレーがしっかりできると思う」と今大会の反省点を口にしている。

 その他の日本勢は、野村敏京と宮里美香がそろって通算イーブンパーの43位タイ。野村は18ホールを通じて1バーディの1アンダー71とわずかにスコアを伸ばし、50位タイからの浮上となった。44位タイから出た美香は2バーディ、2ボギーの足踏みで上位進出は叶わず。また、有村智恵は1バーディ、4ボギー、2ダブルボギーの7オーバー79と大きく崩れ、通算12オーバー74位タイとなっている。

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