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松山、石川がプレーオフシリーズ初戦に登場 J.スピースらも参戦

2015/08/26 11:28
松山、石川がプレーオフシリーズ初戦に登場 J.スピースらも参戦
プレーオフシリーズ初戦に挑む松山英樹。(写真提供:Getty Images)

 

 米男子ツアーのプレーオフシリーズ初戦 ザ・バークレイズが現地時間27日、ニュージャージー州のプレーン・フィールドCCを舞台に開幕。年間王者に与えられる特別ボーナス1,000万ドル(約11億900万円)をかけた戦いの火ぶたが切られる。

 レギュラーシーズン終了時点でのフェデックスカップ・ポイントランキング上位125名で争われる大会に日本勢は松山英樹と石川遼が参戦。現在、同ランキングで20位につける松山は、初の年間王者を目指すことにできるポジションにいる。今季は何度も優勝争いを演じながらもトロフィには手が届かず、全英オープン以降は疲労もあってか調子を落としているが、プレーオフのポイントはレギュラーシーズンの4倍。優勝者には2,000ポイントが与えられるため、昨季年間王者のビリー・ホーシェル(米)のような逆転劇を松山が起こす可能性は十分にある。まずは初戦で勢いに乗ることが出来るかが重要だ。

 一方、前週のウィンダム選手権で31位タイに入り、滑り込みでプレーオフシリーズ出場を決めた石川は、第2戦のドイツ銀行選手権に出場するためには何としてでも上位に進出したいところ。現在石川のフェデックスカップ・ポイントランキングは124位となっているが、同大会に出場できるのは同ランキングの上位100名のみとなっている。初日から好スコアをマークし、第2戦へとコマを進めることができるだろうか。

 優勝争いの中心は、やはり世界ランキングとフェデックスカップ・ポイントランキングでNo.1につけるジョーダン・スピース(米)だろう。今季4勝(メジャー2勝)と最高のシーズンを送っているスピース。フェデックスカップ・ポイントランキング2位のジェイソン・デイ(豪)とは1,710ポイント差があるため、今季21試合のうち14試合でトップ10、ここ6試合のうち4位タイ以上が5試合と数字が証明する抜群の安定感を残り4試合でも発揮することが出来れば、初の年間王者のタイトル獲得にも大きく近づくだろう。予選ラウンドではデイ、バッバ・ワトソン(米)との豪華ペアリングが決定しており、一番の注目を集めることは間違いない。

 先日、靭帯断裂から復帰したばかりのローリー・マキロイ(北アイルランド)は大事をとって欠場するものの、ここ5試合で3度のトップ5入りを果たしているジャスティン・ローズ(英)、3試合連続で6位タイ以上に入っているブルックス・ケプカ(米)、ダスティン・ジョンソン(米)も出場するなど激戦となることは間違いない。まず、プレーオフで先手を掴むのは一体誰だ?!

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