イ・ボミ、渡邉、松森らがトップタイ！　3打差に25人の混戦模様

　国内女子ツアーのニトリレディスゴルフトーナメントが28日、北海道の小樽カントリー倶楽部を舞台に開幕し、第1ラウンドの競技を終了。賞金ランキングでトップを走るイ・ボミ（韓）をはじめ、注目選手たちが首位タイに並ぶ展開となった。

　インスタートとなったイ・ボミは11番でボギーを叩くと、前半の残りホールはすべてスコアカード通りのプレーに終わり、1オーバーでバックナインへ。さらに2番でもスコアを落とし一時2オーバーとなったものの、直後の3番でバーディを奪うと流れが一変。5番から3連続バーディをマークすると、最終9番もバーディで締め、5バーディ、2ボギーの3アンダー69でホールアウトとなった。

　リーダーボードのトップにはイ・ボミのほかに、ノーボギーのラウンドとなった渡邉彩香、今季3勝目を狙う成田美寿々、ツアー初勝利を目指す松森彩香、今季1勝の原江里菜、全美貞（韓）が並んでいる。2アンダー70の7位タイには昨季賞金女王のアン・ソンジュ(韓）、李知姫（韓）、1アンダーの11位タイには北田瑠衣らがつけており、3打差に25人がひしめく混戦模様となっている。

　また、地元・北海道での優勝を目指す藤田光里と菊地絵理香は、ともに3オーバー73の57位タイと出遅れ。藤田は18番パー4でトリプルボギーを喫するなど2バーディ、2ボギー、1トリプルボギー、菊地は2バーディ、3ボギー、1ダブルボギーの内容だった。2013年賞金女王の森田理香子は6オーバー78で、笠りつ子、馬場ゆかり、工藤遥加らと並び93位タイに沈んでいる。