池田が完全優勝に王手！　小田は2打差単独4位で最終日へ

　国内男子ツアーのRIZAP KBCオーガスタゴルフトーナメントが29日、福岡県の芥屋ゴルフ倶楽部を舞台に開幕し、第3ラウンドの競技を終了。池田勇太が1アンダー71と伸び悩んだもののリーダーボードのトップを守った。

　初日から首位を守り続けてきた池田だったが、立ち上がりの1番でボギーを喫すると、6番をバーディとした直後の7番で再びスコアを落とし、前半を1オーバーで折り返す。しかし、後半に入り11番でバーディを奪うと、最終18番パーもしっかりとバーディで締めてホールアウト。3バーディ、2ボギーの内容で完全優勝に王手をかけた。

　一方、地元・福岡で今季初勝利を狙う小田孔明は、2オーバーで迎えた8番からの連続バーディでイーブンパーまでスコアを戻すと、13番からは3連続バーディを奪取。16番パー4で痛恨のダブルボギーを喫するも最終18番で1つ取り返して、6バーディ、2ボギー、1ダブルボギーの2アンダー70でラウンドを終えた。順位もトップと2打差の単独4位とし、十分に逆転優勝を射程圏内に捉えている。

　その他上位は通算13アンダーの2位タイに深堀圭一郎と池村寛世。トップと3打差の5位タイには、横尾要、K・T・ゴン(韓）、平本穏がつけている。また、22位タイから出たディフェンディング・チャンピオンの藤田寛之は5アンダー67をマーク。通算10アンダーで片岡大育らと同じ8位タイで最終日を迎えることとなった。39位タイで予選ラウンドを突破した岩田寛は7バーディ、1ボギーの6アンダー66で通算9アンダー15位タイまで順位を上げている。