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石川、POシリーズ第2戦進出ならず 松山は13位タイで次週に弾み

2015/08/31 09:10
石川、POシリーズ第2戦進出ならず 松山は13位タイで次週に弾み
最終ラウンドで5オーバー75と崩れ、66位タイでPOシリーズ第2戦進出を逃した石川。(写真提供:Getty Images)

 

 米男子ツアーのプレーオフシリーズ初戦 ザ・バークレイズが現地時間30日、ニュージャージー州のプレーン・フィールドCCを舞台に最終ラウンドの競技を終了。松山英樹が通算6アンダーにスコアを伸ばして13位タイとなった一方、5オーバー75と崩れた石川遼は通算5オーバー66位タイに終わり、プレーオフシリーズ第2戦進出とはならなかった。

 次週に開催されるプレーオフシリーズ第2戦、ドイツ銀行選手権出場の条件であるフェデックスカップ・ポイントランキング100位以内を目指す石川は、出だし1番パー4で約4メートル、2番パー4で約7メートルのバーディパットを外すと、その後の6番パー3でボギーが先行。以降もチャンスを生かし切れないまま前半を1ボギーの1オーバーで折り返す。

 迎えた後半も出だしから約5メートルのバーディチャンスを逃し、12番パー5の3パットボギーで流れはさらに悪くなる。パターでリズムをつかみ切れないまま、今度は14番パー3でティーショットを池に入れてダブルボギーを叩くと、直後にこの日最初のバーディを奪うも、16番パー5でも1打目を大きく右に外したペナルティからダブルボギー。1バーディ、2ボギー、2ダブルボギーのラウンドで通算5オーバー66位タイに終わり、フェデックスポイントランク124位から大きく順位を上げることは出来なかった。

 14位タイからスタートの松山は出だし1番でティーショットを左のラフに外し、3オン2パットでボギー発進。3番のバーディで一時は遅れを取り戻したものの、その後もショットに安定感を欠き、フェアウェイをとらえきれなかった5番、8番のボギーなどで前半を1オーバーで終える。それでも、後半は12番パー5でバーディを先行させると、以降はスコアを落とすことなく、15番パー4で2打目をべたピンに寄せてスコアを伸ばし、4バーディ、3ボギーの1アンダー69のラウンド。フェデックスポイントを着実に積み上げ、次週に向けて確かな結果を残している。

 通算19アンダーで今大会を制したのはジェイソン・デイ(豪)。8バーディ、ノーボギーの8アンダー62と完璧なラウンドで後続に6打差をつけ、全米プロゴルフ選手権に次ぐ今季4勝目を飾っている。通算13アンダーの単独2位はヘンリック・ステンソン(スウェーデン)。通算11アンダーの単独3位にバッバ・ワトソン(米)が続いた。

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