横峯、野村はそろって35位タイ　K.タムリスが悲願の初タイトル

　米女子ツアーのヨコハマタイヤLPGAクラシックが現地時間30日、アラバマ州のRTJゴルフトレイル・キャピトル・ヒル・セネターCを舞台にサスペンデッドとなっていた第3ラウンド残りと最終ラウンドの競技を終え、クリス・タムリス（米）が通算17アンダーでツアー初優勝。横峯さくらと野村敏京は通算4アンダー35位タイで大会を終えた。

　暫定15位タイから今季ベスト（8位タイ）更新を狙った横峯は、第3ラウンド残りの11ホールで3ボギーを叩き、同ラウンドを3オーバー75で終了。巻き返しを狙った最終ラウンドは4バーディ、2ボギーの2アンダー70と伸ばしたものの、順位を大きく上げることは出来なかった。同じく暫定15位タイから出た野村は第3ラウンド残りで2バーディ、3ボギーと後退し、1アンダー71で同ラウンドを締めると、最終18ホールは3バーディ、3ボギーのイーブンパー72と足踏みに終わっている。

　通算17アンダーで今大会を制したのはツアーデビュー11年目のタムリス。トップと4打差の暫定10位タイから出た同選手は、5アンダー67とした第3ラウンド終了時点で首位オースティン・アーンスト（米）との差を3打に縮めると、最終ラウンドは自己ベストタイの7アンダー65をマーク。アーンストとヤニ・ツェン（台）を1打差でかわし、「こんなことになるとは夢にも思わなかった」と待望の初タイトルに大きな喜びを表した。

　通算14アンダー4位タイにはレクシー・トンプソン(米）とシドニー・ミシェルズ（米）。ステイシー・ルイス（米）は通算12アンダー6位タイとなった。そのほか、今季2勝のキム・セイヨン（韓）は通算10アンダー9位タイ、カナダのルーキー、ブルック・ヘンダーソンは、ブリタニー・ラング（米）らと通算8アンダー13位タイで大会を終えている。