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松山、60位以内で最終戦進出へ 世界トップ3の戦いにも注目

2015/09/02 11:30
松山、60位以内で最終戦進出へ 世界トップ3の戦いにも注目
前週大会を13位タイで終え、ポイントランクで14位に浮上した松山。(写真提供:Getty Images)

 

 米男子ツアーのプレーオフシリーズ第2戦、ドイツ銀行選手権は現地時間4日金曜から、マサチューセッツ州のTPCボストンを舞台に開幕。最終ラウンドはレイバーデー(労働者の日)にあたる7日月曜に行われる。フェデックスカップ・ポイントランキング100位までの選手のみが出場を許される今大会で、各選手さらなるポイントの上積みを狙う。

 前週のザ・バークレイズで13位タイに入った松山英樹は現在ポイント14位で、トップ70までが出場できる第3ラウンドのBMW選手権への進出はほぼ確定。今大会で60位以内に入れば、ポイント30位以内までが出場できる最終戦のツアー選手権への出場も決まる見込みだが、今大会でどこまでポイントランクを上げられるかが問われるところだ。

 前戦でポイントランキングトップに立ったのは、世界ランク3位のジェイソン・デイ(豪)。最近4戦で全米プロを含む3勝と、飛ぶ鳥を落とす勢いで、今大会も優勝候補の筆頭に数えられる。一方、ジョーダン・スピース(米)は5月以来初めての予選落ちを喫し、ポイント、世界ランクともにNo.1から2位に転落。絶好調のデイ、世界No.1に返り咲いたローリー・マキロイ(北アイルランド)との戦いからは目が離せない。

 そのマキロイはシリーズ初戦をスキップしたことで休養十分。2012年に優勝経験もあり、モチベーションも高い。ポイント70位近辺のイアン・ポルター(英)、ブー・ウィークリー(米)、キーガン・ブラッドリー(米)らも必死なプレーを見せるだろう。

 また、来月開催されるアメリカ対世界選抜対抗戦、ザ・プレジデンツカップの代表選出へのポイント加算も今大会まで。松山は世界選抜のポイント4位で選出条件の10位以内が決まっているものの、ジェイ・ハースが主将を務めるアメリカ選抜では、息子ビル・ハースが11位と正念場を迎える。

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