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J.スピース、自身初の2週連続予選落ち 好調J.デイは10位タイ浮上

2015/09/06 09:46
J.スピース、自身初の2週連続予選落ち 好調J.デイは10位タイ浮上
通算6オーバー86位タイで自身初の2戦連続予選落ちを喫したJ.スピース。(写真提供:Getty Images)

 

 米男子ツアーのプレーオフシリーズ第2戦 ドイツ銀行選手権が現地時間5日、マサチューセッツ州のTPCボストンを舞台に第2ラウンドの競技を終了。世界ランキングNo.2のジョーダン・スピース(米)が2オーバー73のラウンドで通算6オーバー86位タイに後退し、自身初となる2試合連続予選落ちを喫した。

 初日の「75」で80位タイと出遅れたスピースは前半、2番、7番と2つのパー5をともに4オンからパーとするなどショットに精彩を欠き、スコアカード通りの「36」で折り返し。何としてもスコアを伸ばしたかった後半は、13番パー4で右ラフからの2打目をグリーン右奥にこぼすと、残り2メートル弱のパーパットがわずかに外れてボギーが先行してしまう。

 さらに直後の14番でも2メートル強のパーパットを決め切れず連続ボギー。その後の17番パー4でも2オン3パットでスコアを落とすと、最終18番ではこの日唯一のバーディを奪ったものの、1バーディ、3ボギーで2つ後退し、プレーオフシリーズに入って2週連続で決勝ラウンド進出を逃すこととなった。

 一方、11位タイから出たジェイソン・デイ(豪)はこの日3つスコアを伸ばし、松山英樹らと並ぶ通算6アンダー10位タイに浮上。前半3番パー3の3パットでボギー先行となったデイは、直後の4番バーディで遅れを取り戻すと、6番でもスコアを伸ばして1アンダーで折り返す。迎えた後半は出だしから連続バーディをマークすると、その後はパープレーを続け、4バーディ、1ボギーの3アンダー68でホールアウト。シリーズ初戦からの連勝に向けて好位置をキープしている。

 通算12アンダーの単独トップにはこの日8アンダー63の好スコアをマークしたチャーリー・ホフマン(米)。3打差の単独2位に前日首位のブレンドン・デ・ヨング(ジンバブエ)、さらに1打差の3位タイにリッキー・ファウラー(米)、ザック・ジョンソン(米)、ケビン・チャペル(米)が並んだ。

 そのほか、2013年の年間王者ヘンリック・ステンソン(スウェーデン)は通算7アンダー7位タイ。世界ランクNo.7のダスティン・ジョンソン(米)は通算2アンダー27位タイで予選ラウンドを通過。同No.4のバッバ・ワトソン(米)も通算イーブンパー42位タイで決勝ラウンドに駒を進めた。一方、ジャスティン・ローズ(英)はこの日「75」を叩き、通算4オーバー76位タイで予選落ち。ブルックス・ケプカ(米)も通算8オーバー93位タイで大会を終えている。

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