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松山、終盤大失速の「75」で25位タイ終戦 R.マキロイは意地の「66」

2015/09/08 09:12
松山、終盤大失速の「75」で25位タイ終戦 R.マキロイは意地の「66」
最終日に4つスコアを落とし、25位タイ終戦となった松山。(写真提供:Getty Images)

 

 米男子ツアーのプレーオフシリーズ第2戦 ドイツ銀行選手権が現地時間7日、マサチューセッツ州のTPCボストンを舞台に最終ラウンドの競技を終了。トップと5打差の6位タイから出た松山英樹はこの日4つスコアを落とし、通算4アンダー25位タイで大会を終えた。

 出だし1番で3メートル強のバーディチャンスを逃した松山は、直後の2番パー5で3打目を残り約2メートルに寄せてバーディ先行。1ボギーを挟んでの4番では残り3メートルを沈めてすぐさま遅れを取り戻してみせる。しかし、その後の6番パー4で3パットボギーを叩くと、7番パー5でも4オンから立て続けにスコアを落とし、前半は1オーバーでの折り返しとなった。

 巻き返しを図った後半は立ち上がりからパーを並べ続ける我慢の展開も、迎えた14番パー4で残り17メートルの距離から見事なチップインバーディを披露。このままスコアを伸ばしたいところだったが、直後の15番ボギーで再びオーバーパーに後退。16番では17メートルのパットを沈めてパーセーブと好プレーを見せるも、17番ボギーから最終18番で4パットのダブルボギーと一気にスコアを落とし、3バーディ、5ボギー、1ダブルボギーの4オーバー75と苦しいラウンドとなった。

 通算15アンダーで今大会を制したのはリッキー・ファウラー(米)。1イーグル、3バーディ、2ボギーの3アンダー68で前日トップのヘンリック・ステンソン(スウェーデン)を1打差でかわして今季2勝目を挙げた。通算11アンダーの単独3位はチャーリー・ホフマン(米)。通算8アンダーの4位タイにはジム・フューリック(米)ら5人が並んでいる。

 そのほか、世界ランキングNo.3のジェイソン・デイ(豪)は通算6アンダー12位タイ。世界No.1のローリー・マキロイ(北アイルランド)は5アンダー66の好スコアで、バッバ・ワトソン(米)らと並ぶ通算3アンダー29位タイに浮上して大会を終えている。

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