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尾崎が3打差5位で逆転Vチャンス! 首位にM.オメーラ

2010/10/10 09:40
尾崎が3打差5位で逆転Vチャンス! 首位にM.オメーラ

 

 尾崎直道がレギュラーツアー時代からの悲願、アメリカ初優勝を狙えるポジションをがっちりとキープした。

 米チャンピオンズツアーの今季メジャー最終戦、コンステレーションエナジー・シニアプレーヤーズ選手権(メリーランド州、TPCポトマック at アヴネル ファームズ)は現地時間9日、第3ラウンドの競技を終了。3位からスタートしたマーク・オメーラ(米)が1アンダー69にスコアをまとめ、通算5アンダー単独首位に立った。2打差の2位タイにラス・コクラン(米)、ローレン・ロバーツ(米)、マイケル・アレン(米)の3人が続き、この日2アンダー68をマークした尾崎は通算2アンダー単独5位に浮上。メジャーの舞台で逆転Vを狙える位置をしっかりと確保している。

 何と言っても好調だったのが尾崎のパッティング。18ホールのうち半分の9ホールでグリーンを外したものの、チャンスを逃さず『24』パットで抑え4バーディ(2ボギー)に結びつけた。最終日は好調なパットを武器に一気に悲願達成といきたいものだ。

 ところでトーナメントリーダーのオメーラはマスターズと全英オープンでメジャー2勝を誇るが、意外なことにシニア入りしてからまだ個人戦で勝ったことがない。前回勝利を収めた今年4月のリバティ・ミューチュアル・レジェンズ・オブ・ゴルフではニック・プライス(ジンバブエ)とのペアで優勝。「そういった意味でプレッシャ−はある。明日はミスを最少限に抑え、賢いプレーに徹したい」と安全運転を宣言。中盤までスコアを伸ばしながら16番と18番でボギーを叩いたこの日のラウンドに関しては、「歳だから仕方ないよ。我々シニアは終盤になるとガス欠になるんだ」と笑わせる余裕も。眠れる獅子が目覚めるときが訪れるのか注目だ。

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