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ソルハイムカップ史上最大の逆転劇! 米国選抜が3大会ぶり戴冠

2015/09/21 12:58
ソルハイムカップ史上最大の逆転劇! 米国選抜が3大会ぶり戴冠
史上最大の逆転劇で優勝を果たした米国選抜。(写真提供:Getty Images)

 

 2年に1度行われる女子ゴルフの欧米選抜対抗戦、ソルハイムカップが現地時間20日、ドイツのザンクト・レオン=ロートGCを舞台に順延となっていた2日目と最終日の競技を終了。米国選抜が14.5ポイント対13.5ポイントで欧州選抜を下し、3大会ぶりとなる優勝を果たした。

 順延となっていたフォーボール3試合を終えた時点で、欧州選抜が10ポイント対6ポイントと大きなリードを保持し、3連覇に向けてカウントダウンが始まるかと思われたシングルスマッチで大逆転劇が起こった。第1試合のレクシー・トンプソン(米)とカルロタ・シガンダ(スペイン)の戦いは引き分けに終わり両者0.5ポイントを分け合ったが、欧州選抜は第3試合のカリーン・イシャー(仏)、第4試合のメリッサ・レイド(英)が勝利し、さらにリードを広げる展開となった。

 しかし、迎えた第5試合。欧州選抜が0.5ポイントでも獲得すれば3連覇が決まる状況で迎えたゲリナ・ピラー(米)とキャロライン・マッソン(独)のマッチでは、ピラーが1アップで迎えた最終18番ホールで、外せば欧州選抜の優勝が決まるパーパットを見事に沈めてこの戦いに勝利する。

 土壇場で息を吹き返した米国選抜は、クリスティー・カー(米)が今大会4勝0敗と絶好調だったチャーリー・ハル(英)を相手に4番の時点で3ダウンの状況から8ホール中6ホールを制して逆転。3アンド2でマッチに勝利すると、リゼット・サラス(米)、アンジェラ・スタンフォード(米)、ミッシェル・ウィー(米)、ポーラ・クリーマー(米)も勝ち星を重ねて、怒涛の5連勝を達成。ソルハイムカップ史上最大となる、最終日のシングルスで4ポイント差をひっくり返す奇跡の逆転劇で、ホームで惨敗を喫した前回大会のリベンジを果たした。

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