J.フューリック、プレジデンツ杯出場はいまだ不透明

　現地時間8日から4日間の日程で開催されるザ・プレジデンツカップ（韓国、ジャック・ニクラウスGCコリア）。同大会で米国選抜主将を務めるジェイ・ハースが1日、左手首に不安を抱えるジム・フューリックの出場はいまだに不透明な状況であると明かした。

　前月開催された米男子ツアーのプレーオフシリーズ第3戦、BMW選手権で左手首の負傷により約20年ぶりの途中棄権を強いられたフューリック。その後の検査で骨挫傷と診断された45歳のベテランは、シリーズ最終戦のツアー選手権を欠場するなど、プレジデンツカップ出場に向けて懸命の治療を続けている。

　ハースは「ジムはまだ左手首をテストしている段階。彼自身が思っているような状態にはないと思うが、出場を目指して全力を尽くしている状況だ。会場行きの飛行機に彼が乗れるよう願っている」とコメント。同選手の代役を立てる場合には7日までに指名選手を発表しなければならないが、その候補については明らかにしていない。

　負傷者に悩まされているのは米国選抜だけでなく、世界選抜でもルイス・ウーストハウゼン（南ア）が今週開催のアルフレッド ダンヒル・リンクス選手権を欠場。ハムストリングの負傷により、こちらもプレジデンツカップ出場が危ぶまれている。