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3勝のインターナショナルチームが巻き返し 1ポイント差で3日目へ

2015/10/09 16:21
3勝のインターナショナルチームが巻き返し 1ポイント差で3日目へ
最終ホールのバーディで勝利を手にしたベ・サンムン。(写真提供:Getty Images)

 

 2年に1度行われる米国チームとインターナショナルチーム(欧州を除く)の対抗戦、ザ・プレジデンツカップが現地時間9日、韓国のジャック・ニクラウスGCコリアを舞台に2日目の競技を終了。フォーボール(2人のうち良い方のスコアを採用)で5マッチが行われ、インターナショナルチームが3勝1敗1分けと勝ち越して、通算ポイントで4.5ポイント対5.5ポイントと差を縮めた。

 第1試合には、前日のフォーサムマッチで勝利したジョーダン・スピース(米)&ダスティン・ジョンソン(米)ペアが登場。しかし、ルイス・ウーストハウゼン&ブランデン・グレイスの南アペアに対し、前半最後の9番でリードを奪われると、続く10番でもグレイスがバーディを奪って差を広げる。その後も、勝負どころでバーディが奪えず、14番でウーストハウゼンにバーディをマークされて万事休す。4アンド3でインターナショナルチームが2日目最初のポイントを奪取した。

 勢いに乗りたいインターナショナルチームは、続く第2試合で地元のベ・サンムンと韓国生まれのダニー・リー(ニュージーランド)ペアを送りこむ。一時は、リッキー・ファウラー(米)&ジミー・ウォーカー(米)コンビに2ダウンとリードを許すが、10番でベ・サンムンがチップインバーディを奪取。オールスクエアで迎えた最終18番では、再びベ・サンムンが約3.5メートルのパットを沈めて勝利を奪った。

 第3試合では、前日勝利したフィル・ミケルソン(米)&ザック・ジョンソン(米)のペアが、ジェイソン・デイ&アダム・スコットペアと対戦。オールスクエアで迎えた7番でミケルソンが別のボールを使用したことで1ホールのペナルティを科せられ2ダウンとなるも、そこから盛り返し引き分けで終了。第4試合では、バッバ・ワトソン(米)&J.B.ホームズ(米)が、マーク・リーシュマン(豪)&スティーブ・ボウディッチ(豪)を2アップで下した。

 そして、迎えた第5試合のトンチャイ・ジャイディ(タイ)&チャール・シュワーツェル(南ア)対ビル・ハース(米)&クリス・カーク(米)の戦いは、前半を1アップで折り返したインターナショナルチームが、後半もリードを守り切って2アンド1で勝利。初日は3ポイントビハインドと出遅れたインターナショナルチームだったが、2日目で盛り返し、1ポイント差でフォーサムとフォーボールの計8試合が行われる3日目へ向かうこととなった。

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