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松山、土壇場で引き分けに持ち込む 好調南アコンビが3連勝

2015/10/10 13:11
松山、土壇場で引き分けに持ち込む 好調南アコンビが3連勝
土壇場で0.5ポイントを獲得した松山とベ・サンムン。(写真提供:Getty Images)

 

 2年に1度行われる米国チームとインターナショナルチーム(欧州を除く)の対抗戦、ザ・プレジデンツカップが現地時間10日、韓国のジャック・ニクラウスGCコリアを舞台に3日目午前の競技を終了。フォーサム(1つのボールを2人が交互に打つ)4マッチを米国チームが1勝1敗2分け(勝:1ポイント、分:0.5ポイント、負:0ポイント)とし、7.5ポイント対6.5ポイントとなった。

 松山英樹は地元のベ・サンムンと組んで、ビル・ハース(米)&マット・クーチャー(米)ペアと対戦。すると、スタートの1番でベ・サンムンがピンそば2メートルにつけてバーディを演出し、幸先の良いスタートを切る。その後は一進一退の展開が続き、終盤の17番でリードは許したものの、最終18番パー5で松山が第2打を5メートルにつけるスーパーショット。惜しくもイーグルパットは決まらなかったが、しっかりとバーディを奪い、土壇場で追い付いて0.5ポイントを獲得した。

 その他、ここまで2勝を挙げているルイス・ウーストハウゼン&ブランデン・グレイスの南アコンビが、パトリック・リード(米)&リッキー・ファウラー(米)に対し、3アンド2で快勝。同じく2連勝中だったバッバ・ワトソン(米)&J.B.ホームズ(米)は、ワトソンがオールスクエアで迎えた最終18番で短いバーディパットを外してアダム・スコット(豪)&マーク・リーシュマン(豪)相手にオールスクエアで終了。ダスティン・ジョンソン(米)&ジョーダン・スピース(米)ペアは、ジェイソン・デイ(豪)&チャール・シュワーツェル(南ア)相手に3ダウンから逆転し、貴重な白星を手にした。

 3日目午後にはフォーボール(2人のうち良い方のスコアを採用)4試合が行われ、松山は再びベ・サンムンとのコンビでジミー・ウォーカー(米)&クリス・カーク(米)と対戦。ワトソン&ホームズは絶好調のウーストハウゼン&グレイスと激突する。フィル・ミケルソン(米)&ザック・ジョンソン(米)ペアはアダム・スコット(豪)&アニルバン・ラヒリ(インド)と、パトリック・リード(米)&ジョーダン・スピース(米)組がデイ&シュワーツェル組と対戦する。

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