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松山はJ.B.ホームズとの激闘を制すも… 米国チームが6連覇を達成

2015/10/11 15:33
松山はJ.B.ホームズとの激闘を制すも… 米国チームが6連覇を達成
J.B.ホームズとの激闘を制した松山。(写真提供:Getty Images)

 

 2年に1度行われる米国チームとインターナショナルチーム(欧州を除く)の対抗戦、ザ・プレジデンツカップが現地時間11日、韓国のジャック・ニクラウスGCコリアを舞台に最終日の競技を終了。シングルスマッチ12試合を5勝5敗2分けとした米国チームが、15.5ポイント対14.5ポイントで6大会連続の優勝を決めた。

 ここまで1勝1敗1分けの松山英樹は、J.B.ホームズ(米)と対戦。5番までに1アップと先手を奪ったものの、ホームズが6番から連続バーディを奪うなど、一時2ダウンまでリードを許す。それでも14番でオールスクエアに戻して迎えた18番パー5で、3打目のアプローチをホームズがショートさせると、松山はしっかりとバーディを奪って決着。1アップでインターナショナルチームに貴重な1ポイントをもたらした。

 その他の試合は、パトリック・リード(米)が、ここまで4勝を挙げていたルイス・ウーストハウゼン(南ア)相手に引き分け。アダム・スコット(豪)はリッキー・ファウラー(米)を6アンド5の大差で下した。バッバ・ワトソン(米)は、トンチャイ・ジェイディ(タイ)相手に引き分け。3日目までポイントを挙げられていなかったスティーブ・ボウディッチ(豪)はジミー・ウォーカー(米)を2アップ、フィル・ミケルソン(米)はチャール・シュワーツェル(南ア)を5アンド4で下している。

 最初の7試合を終えた時点で両チームともに12.5ポイントで並ぶ激戦となった今大会。クリス・カーク(米)がアニルバン・ラヒリ(インド)に、ザック・ジョンソン(米)がジェイソン・デイ(豪)にそれぞれ勝利し米国チームが2ポイントを積み重ねる。しかし、インターナショナルチームもマーク・リーシュマン(豪)がジョーダン・スピース(米)を下して追いすがると、ここまで4勝を挙げているブランデン・グレイス(南ア)がマット・クーチャー(米)を2アンド1で下し、再びポイントで同点に追いつく。

 そして、迎えた12試合目。米国チームのキャプテンを務めるジェイ・ハースの息子であるビル・ハース(米)と地元の大声援を受けるベ・サンムン(韓)の戦いは、ハースが7番までに2アップとすると、このリードを最後まで守り切って1アップで勝利。インターナショナルチームは健闘したものの、あと一歩及ばず。1998年以来となる勝利はならなかった。

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