J.ローズが熱戦を制し優勝 「65」の川村は11位タイと健闘
2015/10/25 17:54
欧州、アジアン両ツアー共催のUBS香港オープンが現地時間25日、同地の香港GCを舞台に最終ラウンドの競技を終了。ジャスティン・ローズ(英)がルーカス・ジェレガード(デンマーク)を1打差でかわし、今季ツアー初勝利を挙げた。
優勝争いは最終組で回ったローズとジェレガードの一騎打ちに。ローズは前半こそバーディが2番の1つのみとイーブンパーで折り返し、ジェレガードにリードを許したものの、バックナインに入り10番、13番のバーディで詰め寄りプレッシャーをかけると、ジェレガードは14番で痛恨のダブルボギー。一方のローズは16番でその差を広げると、最後までリードを守り切り、通算17アンダーでツアー通算8勝目を手にした。一方、通算16アンダーのジェレガードは1ホールに泣く結果となった。
通算11アンダーの3位タイには、世界ランキング20位のパトリック・リード(米)、ブリティッシュ・マスターズでツアー初勝利を挙げたマシュー・フィッツパトリック(英)ら。単独3位から出た世界ランキング39位のアニルバン・ラヒリ(インド)は1オーバー71とスコアを落とし、通算10アンダー7位タイとなっている。
日本の川村昌弘は最終日に猛チャージ。5バーディ、ノーボギーと安定したプレーで5アンダー65を叩きだし、通算9アンダー11位タイと健闘している。グラエム・マクドウェル(北アイルランド)が通算6アンダー24位タイ、イアン・ポルター(英)は通算5アンダー29位タイで大会を終えている。