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J.トーマスがツアー初優勝! 松山は単独5位で2勝目ならず

2015/11/01 16:29
J.トーマスがツアー初優勝! 松山は単独5位で2勝目ならず
通算22アンダー単独5位で大会を終えた松山。(写真提供:Getty Images)

 

 米男子ツアーとアジアンツアー共催の「CIMBクラシック」が現地時間1日にマレーシアのクアラルンプールG&CCを舞台に最終ラウンドの競技を終了。ジャスティン・トーマス(米)が6アンダー66で回り、通算26アンダーでツアー初優勝を手にした。

 最終日をトップタイから出たトーマスは、前半を2アンダーでハーフターン。後半最初の10番パー5ではイーグルをマークすると、13番パー4ではバーディを奪取。14番パー4ではダブルボギーを喫したものの、15番からの3連続バーディで取り返し、1イーグル、6バーディ、1ダブルボギーの内容でホールアウト。昨季はルーキーながらトップ10入りを7度果たした22歳がキャリアにおける大きな一歩をマレーシアの地で刻んだ。

 一方、トップと3打差4位タイから逆転優勝を目指した松山英樹は、5アンダー67でラウンドしたものの通算22アンダー単独5位と及ばず。立ち上がりの2番からの4ホールで3バーディと幸先の良いスタートを切ったものの、バックナインは2バーディのみと伸ばしきることが出来ず。それでも、4日間を通してパーオン率は87.5%を記録するなどショットは好調で次週につながる1週間となった。

 その他上位は、トップと1打差の単独2位に世界ランキング16位のアダム・スコット(豪)が入った。8位タイから出たスコットは、1イーグル、7バーディ、ノーボギーの9アンダー「63」をマークしている。通算24アンダーの3位タイにはブレンダン・スティール(米)とケビン・ナ(米)が並んでいる。

 また、37位タイから出た石川遼は、1アンダーで迎えた後半最初の10番から連続バーディをマークするも、13番から3連続ボギーで貯金を吐き出してしまう。それでも、上がり3ホールを3連続バーディとし、7バーディ、4ボギーの3アンダー69でホールアウト。通算10アンダー35位タイで大会を終えている。

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