日米共催大会が開幕　さくら、美香、野村は米メンバーとして出場

　国内女子ツアーで唯一、全米女子プロゴルフ協会の公式戦となっている「TOTOジャパンクラシック」が6日、三重県の近鉄賢島CCを舞台に開幕を迎える。昨季までミズノクラシックとして親しまれた同大会は、今季から新たに主催に加わったTOTO株式会社の名称を冠しての開催となる。

　フィールドは、米ツアーから43人、国内ツアーからは35人のトップ選手がそろう。宮里美香、横峯さくら、野村敏京は米ツアーの出場枠。国内からは賞金トップのイ・ボミ（韓）のほか、過去2回制覇の上田桃子、国内連勝を狙う渡邉彩香らが出場する。

　注目のペアリングは、横峯が実力者のポーラ・クリーマー（米）、そして2013年王者テレサ・ルー（台）と。美香はシェラ・チョイ、ハナ・ジャン（ともに韓）とのペアリングとなった。上田は2006年覇者カリー・ウェブ（豪）、ミッシェル・ウィー（米）とのティーオフが決まっている。

　ディフェンディング・チャンピオンのイ・ミヒャン（韓）の組には、日本ツアー初参戦でロレックスランキング（女子世界ランク）4位のレクシー・トンプソン（米）と渡邉が同居。今季の国内ツアーをけん引してきたイ・ボミは、歴代覇者で世界No.3のステイシー・ルイス（米）、そして同9位のキム・ヒョージュ（韓）と火花を散らす。