4日連続サスで月曜決着に…　R.カストロが1打差の暫定首位

　米男子ツアーのサンダーソンファーム選手権が現地時間8日、ミシシッピ州のカントリークラブ・オブ・ジャクソンを舞台に順延となっていた第2ラウンドの残りと第3ラウンドの競技を行ったものの、午後4時48分に日没サスペンデッドが決定。予選通過者の全員が第3ラウンドの競技を終えられず、翌9日の午前7時からプレーが再開されることとなった。

　初日から荒天等の影響で順延が続いていた今大会は、前日の3日目終了時点で76選手が36ホールを消化出来ておらず。この日の午後12時半ごろにようやく全選手が第2ラウンドの競技を終え、前日暫定トップのロベルト・カストロ（米）は、依然4打のリードを手に第3ラウンドからこの日をスタート。6ホールで2ボギーを叩き、通算13アンダーで暫定首位は維持したものの、後続との差は1打にまで縮んでいる。

　カストロを1打差で追う暫定2位タイには、マイケル・トンプソン（米）とD.J.トラハン（米）の2人。第3ラウンドから競技を開始した両選手は、揃って2バーディ、ノーボギーでカストロにプレッシャーをかけ、月曜の逆転勝利に大きく前進した。さらに1打差の暫定4位タイには、パトリック・ロジャース（米）、ジョナサン・ヴェガス（ベネズエラ）ら7人が並ぶ。

　そのほか、暫定8位タイから出た昨季覇者、ニック・テイラー（カナダ）は、この日第3ラウンドの9ホールをプレーし、2バーディ、4ボギーの内容。通算7アンダーの暫定29位タイまで順位を落とした。また、今季1勝のスマイリー・カウフマン（米）は、第3ラウンドの13ホールを消化した時点で通算6アンダー37位タイとなっている。