K.ブロウバーグがプレーオフを制してツアー初優勝！

　欧州ツアーのファイナル・シリーズ第3戦、BMWマスターズが現地時間15日、中国のレイク・マラレンGCで最終ラウンドの競技を終了。クリストファー・ブロウバーグ（スウェーデン）がパトリック・リード（米）とのプレーオフを制し、ツアー初勝利を手にした。

　トップと3打差の6位タイから出たリードは2アンダーで折り返したサンデーバックナインで、15番をイーグルとするなど、3つスコアを伸ばし、1イーグル、5バーディ、1ボギーの5アンダー67をマーク。4アンダー68でラウンドしたブロウバーグと通算17アンダーで並び、勝負の行方はプレーオフへと委ねられる。

　18番ホールで行われたプレーオフは、リードがラフからの2打目をバンカーに入れたのに対して、ブロウバーグはピンの右に。リードは3打目をピンに寄せてプレッシャーをかけたものの、スウェーデン出身の29歳はバーディパットをしっかりと沈めて勝負あり。大会前はレース・トゥ・ドバイで61位と最終戦進出圏外だっただけに、大きな1勝となった。

　その他上位は、通算16アンダー3位タイに単独首位から出たトンチャイ・ジェイディ（タイ）、ヘンリック・ステンソン（スウェーデン）、アン・ビョンホン（韓）、ルーカス・ジェレガード（デンマーク）が入った。世界ランキング6位のジャスティン・ローズ（英）は5アンダー67でラウンドし、通算15アンダー7位タイで大会を終えている。

　セルヒオ・ガルシア（スペイン）は1オーバー73とスコアを落とし、通算13アンダーでイアン・ポルター（英）と並び11位タイ。今季1勝のマシュー・フィッツパトリック（英）は通算12アンダーで、トーマス・ピータース（ベルギー）、ロス・フィッシャー（英）らと同じ13位タイとなっている。