タイガーら3名がライダーカップ米国選抜の副主将に

　来年9月から開催される欧米対抗戦「ライダーカップ」の米国チームキャプテン、デービス・ラブIIIが現地時間18日、チームの副キャプテンにタイガー・ウッズ、ジム・フューリック、スティーブ・ストリッカーの3名を加えると発表した。PGAツアーの公式サイトが伝えている。

　ラブIIIは今回の発表について「これほど早い発表は初めてだが、来年にかけて彼らの助けを得られるという点で、この時期に発表することが重要と考えた」と説明。米国チームは前回大会で欧州チームに5ポイント差で敗れて3連敗を喫しており、来年は2008年大会以来の勝利を目指す戦いとなる。

　この2か月で2度の腰の手術を受け、未だ復帰時期について明らかになっていないタイガーは、同大会への出場者を決めるライダーカップ・ポイントランキングで現在36位。選手としての出場を目指すタイガーが米国チームに選出された場合は、プレーイングアシスタントとして副キャプテンを兼務する予定だという。タイガーは今回の指名を受け「カップを取り戻すために、これからも出来ることは何でもするつもり」と意気込みを表している。

　ライダーカップ出場メンバーのうち8名は、来年8月に開催される米ツアー、ザ・バークレイズ終了時点でのライダーカップ・ポイントランクによって自動的に選出。残る4名がラブIIIのキャプテンピックで決定される。なお、米国チームの副キャプテンにはすでにトム・レーマンが選出されており、後日さらに1名が指名される予定とされている。