大西、沖は首位キープ　斎藤、森田は6位タイで最終日へ

　国内女子ツアーのファイナルQT（クォリファイングトーナメント＝予選会）が3日、千葉県の紫カントリークラブ すみれコースで第3ラウンドの競技を終了。大西葵と沖せいら、ベイブ・リュウ（台）の3人が首位に並び、斉藤愛璃と森田遥は通算2アンダー6位タイに浮上した。

　初日から首位を走る沖は連日の「72」で足踏み。大西も同じくスコアを伸ばせず、この日3つ伸ばしたリュウと3人がリーダーボードのトップで最終日を迎える。また、今季主戦場の米下部ツアーで1勝を挙げた森田は、1アンダー71のラウンドで前日の10位タイから順位を上げた。

　また、前日の「74」で22位タイに後退した斉藤は、この日4アンダー68の好スコアで急浮上。その一方で、レギュラーツアー2勝の馬場ゆかりは通算8オーバー53位タイに後退となり、最終日は来季ツアー出場権がほぼ手に入る35位以内に向けて猛チャージが必須となっている。

　そのほか、今季賞金ランク51位で今予選会に臨むこととなった福嶋浩子は、通算2オーバー15位タイ。比嘉真美子は通算3オーバー25位タイにつけている。初日から78-75と出遅れていた堀奈津佳はこの日も「75」と苦戦し、通算12オーバー83位タイで来季出場権獲得は厳しい状況となった。