歴史ある南アOPで新年スタート　昨季躍進のA.サリバンが連覇狙う

　欧州＆南アサンシャインツアー共催のSAオープン選手権は現地時間7日、南アフリカのグレンダワーGCを舞台に開幕。同大会は全英オープンに次いで世界で2番目に歴史の古いナショナルオープンで、1995年以来これまで欧州ツアーとの共催で開催されている。

　その伝統のトーナメントに、新年から昨年王者アンディ・サリバン（英）を含む元王者8人がヨハネスブルグに揃う。サリバンは昨季、7打差5位タイで迎えた最終日に「67」でトップに追いつき、勢いそのまま地元の優勝候補チャール・シュワーツェルにプレーオフで勝利。これで弾みをつけたサリバンはその後もさらに2勝を挙げるなど、輝かしい2015年のスタートとなった。

　シュワーツェルは今大会を欠場するが、アーニー・エルス、ヘニー・オットー、リチャード・スターン、レティーフ・グーセン、トレバー・イメルマンと、南アフリカの元チャンピオンがずらり。昨季レース・トゥ・ドバイ（賞金ランキング）3位のブランデン・グレイス（南ア）は母国オープン初制覇を目指して同胞たちとしのぎを削る。

　そのほか、今季の飛翔が期待されるリー・スラッテリー（英）、ギャリー・スタール（仏）やツアー初白星を目指すジャコ・ヴァン・ジル（南ア）も注目を集める。