P.リードが連覇へ単独首位発進！　J.スピースが1打差で追う

　米男子ツアーの2016年初戦、ヒュンダイ・トーナメント・オブ・チャンピオンズが現地7日、ハワイ州のカパルア・リゾートを舞台に開幕し、第1ラウンドの競技を終了。ディフェンディング・チャンピオンのパトリック・リード（米）が8アンダー65で回り、単独トップに立った。

　昨季大会では残り4ホールで4打差を追いつき、プレーオフを制したリード。この日は前半こそ2アンダーで折り返したものの、13番から3連続バーディをマーク。16番パーのあとの17番をバーディとすると、最終18番では2打目で傾斜を利用し、ピンそば約5メートルにつけるスーパーショットでイーグルを奪取。上り6ホールで6アンダーと昨年の戦いを思い出させる猛チャージで2016年最初のラウンドを最高の形で締めた。


　トップと1打差の単独2位には、世界No.1のジョーダン・スピース（米）。立ち上がりの2番パー3で約10メートルのバーディパットを沈める最高のスタートを切ると、5番、9番と2つのパー5で確実にスコアを伸ばし、前半を3アンダーでハーフターン。バックナインでも立ち上がりの10番をバーディとするなど、18ホールを通じてノーボギーと完璧なプレーを見せ、7アンダー66でホールアウトとなった。

　6アンダー67の3位タイには、J.B.ホームズ（米）、ブラント・スネデカー（米）、ダニー・リー（ニュージーランド）。5アンダー68の単独6位にはファビアン・ゴメス（アルゼンチン）がつけている。世界No.4のバッバ・ワトソン（米）、リッキー・ファウラー（米）、ケビン・キスナー（米）らがトップと4打差の7位タイ。同No.2のジェイソン・デイ（豪）はノーボギーの3アンダー70で回り、12位タイとなっている。