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米女子ツアー Y.ツェンがアジア新規大会に自信

2010/10/21 10:49
米女子ツアー Y.ツェンがアジア新規大会に自信

 

 21歳の若さにしてメジャー通算3勝を誇るヤニ・ツェン(台)が、海外進出のきっかけとなった思い出の地に戻り新たな闘争心に火をつけた。

 シーズン終盤へ突入している米女子ツアーは、現地時間22日からマレーシアのクアラルンプールG&CCを舞台に新規大会サイム・ダービーLPGAマレーシアを開催。この大会に出場するツェンの想いには特別なものがある。現在米国を主戦場としているツェンだが、初めての海外試合は12歳の時。台湾ナショナルチームの一員としてマレーシアを訪れ、ツェンは初めて海外でプレーした。この時の経験が自身のゴルフの礎となり、米ツアーで活躍する原動力となっているという。

 その上、マレーシアは台湾と同じアジア圏。「マレーシアでプレーするのは楽しみ。文化も食べ物も似ているし、もちろん友人たちも応援に来てくれるからアジアでプレーするのは大好き。本当に故郷でプレーしているような気がする。今回の新規大会には良い選手が多く集まっているから誰にでも勝つチャンスがある。でも自分が自信を持ってやることが一番大切」と、自信に満ちた表情を見せた。

 日本勢では宮里藍、宮里美香、上田桃子の海外常駐組3人が久々に勢揃い。クリスティー・カー(米)、ミッシェル・ウィー(米)、スーザン・ピーターセン(ノルウェー)ら有力選手も揃ってアジアに足を運び、激戦を展開する。

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