日本勢は石川ら7人が出場！　J.ウォーカーは3連覇狙う

　米男子ツアーのソニー・オープン・イン・ハワイが現地14日、ハワイ州のワイアラエCCを舞台に開幕。2016年のフルフィールド初戦に石川遼と岩田寛のほか、国内ツアーからも小平智、宮里優作、武藤俊憲、片岡大育、谷原秀人と日本勢7人が出場し、常夏の地で大波を狙う。

　コースは総距離7,044ヤードと短めで、優しめのパー5できっちりバーディを取り、ロースコアを出すことが上位進出のカギとなる。石川は2012年と14年にも出場しているが、いずれも予選落ち。岩田と宮里も昨季出場して予選落ちに終わっており、リベンジを果たしたい。

　一方、このコースと抜群の相性を誇っているのが2連覇中のジミー・ウォーカー（米）。驚異的なパーオン率、近距離パットの成功率を披露し、昨季は9打差と圧巻の勝利を収めている。今季はまだ調子が上がり切らず、パワーランキングではマット・クーチャー（米）にトップの座を譲ったが、相性は大きな武器。2011年のスティーブ・ストリッカー（米）以来となる同一大会3連覇はなるだろうか。

　今大会にはそのほか、昨年の全英オープンを制したザック・ジョンソン（英）や元世界No.1のアダム・スコット（豪）、ルーク・ドナルド（英）といった多くの強豪がフィールド入り。今季すでに1勝を挙げているエミリアーノ・グリーヨ（アルゼンチン）、ラッセル・ノックス（スコットランド）といった勢いのある選手たちからも目が離せない。