王者不在でG.クッツェーらに好機　南ア勢のトロフィ奪還なるか

　欧州ツアーが南アサンシャインツアーと共催するジョバーグ・オープンが現地時間14日、ロイヤル・ヨハネスバーグ＆ケンジントンGCを舞台に開幕。全英オープン（7月14〜17日／スコットランド、ロイヤルトルーンGC）出場権もかかった同大会で、今季最多の210人がしのぎを削る。

　昨季王者は2打差で勝利を収めたアンディ・サリバン（英）だが、今年はユーラシアカップのため不出場。王者不在のなか、ジョージ・クッツェー（南ア）がトロフィ奪還を狙う。

　クッツェーは2年前に3打差で欧州ツアー初優勝。昨年はサリバンにトロフィをさらわれたが、地元の利がある南ア勢が優位だろうという見解を示しながら「一度勝ったことのあるコースだから、プランは立っている」と自信満々の様子を見せている。

　クッツェーの最大のライバルと見られるのは、2週連続勝利を狙うブランドン・ストーン、そして実力者のジャコ・ヴァン・ジル、トレバー・フィッシャーJr.（いずれも南ア）らか。アーニー・エルス（南ア）も初出場を果たす。

　なお、今大会では10位タイ以内に入った選手のうち、全英オープンへの出場権を持たない選手上位3名にその出場資格が与えられる。