第2回ユーラシアカップ開幕へ、またも大熱戦となるか

　2014年から開催された欧州代表チームとアジア代表チームが競い合う、「ユーラシアカップ」がマレーシアのグレンマリーGCを舞台に、現地時間15日からの3日間競技で行われる。出場選手は前回から増えて12人となり、日本からは片山晋呉が選出された。

　小田孔明、谷原秀人が出場した2014年の第1回大会は、アジアチームが最終日に大健闘し、引き分けに持ち込む熱戦に。アジア選抜のジーブ・ミルカ・シン（インド）、欧州選抜の主将ダレン・クラーク（北アイルランド）はともに、今年も接戦になるだろうと警戒している。

　アジア代表には昨シーズン欧州ツアーで2勝を挙げたアニルバン・ラヒリ（インド）とキラデク・アフィバーンラト（タイ）、そして欧州ツアー通算7勝を誇るトンチャイ・ジェイディ（タイ）がエース。ほかにも国内ツアー賞金王の金庚泰、昨年に欧州ツアー年間最優秀新人賞を獲得したアン・ビョンフンら韓国勢も出場する。

　欧州代表はアジア戦に滅法強いリー・ウェストウッド（英）、マッチプレーを得意とするイアン・ポルター（英）らが軸。出場選手の中では世界ランク19位のダニー・ウィレット、昨季3勝を挙げたアンディ・サリバンなど、イングランド勢が7人と最も多く、ビクトル・ドゥブイソン（仏）らライダーカップのメンバー候補も目白押しとなっている。