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米本土初戦に岩田が出場 高難度の3コースに挑む

2016/01/20 10:50
米本土初戦に岩田が出場 高難度の3コースに挑む
日本から唯一出場の岩田。(写真提供:Getty Images)

 

 米男子ツアーの2016年米国本土初戦、キャリアビルダー・チャレンジが現地時間21日、カリフォルニア州PGAウエストの3コースを舞台に開幕。おなじみのプロアマ戦だが、スポンサーは昨年までのヒューマナから人材支援ウェブサイトのキャリアビルダーへ変更となった。

 日本からは、今季米ツアー7戦目となる岩田寛が出場予定。ここまでのベストは昨年11月のRSMクラシックでの44位タイで、前戦は予選落ちと奮起が求められている。今週は国内ツアーでは見られない3コースでの変則予選となるが、持ち前の爆発力でスタートダッシュとなるだろうか。

 3コースで特に注目されるのは、1987年以来初めて大会に復帰したメインコースとして使われるスタジアムコース。ピート・ダイ設計のコースは全米でもトップ10に入る高難度で、特にパー3浮島グリーンの17番は選手を悩ませる。また、ニクラウス・トーナメントCも新コースだが、下部ツアーでは多くの選手の夢を砕いてきたことで知られる。例年は最難関と見られていたおなじみのラ・クインタCCが最も優しくなるのかもしれない。

 出場選手で注目が集まるのは、今季初戦となるフィル・ミケルソン(米)。昨季はマスターズで2位に入ったものの、最後まで白星のないまま不本意な成績に終わった。過去に2勝を挙げている大会で、好スタートを切りたい。

 優勝候補の筆頭は、2014年に大会記録で優勝したパトリック・リード(米)。おまけに6戦連続のトップ10入りと調子も絶好調だ。ほかにも昨季覇者のビル・ハース(米)、マット・クーチャー(米)、ザック・ジョンソン(米)らトップクラスの選手が出場する。

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