G.ノーマンに続き…　J.ドナルドソンがチェーンソーで左手負傷

　現地時間18日、欧州ツアー3勝のジェイミー・ドナルドソン（ウェールズ）がチェーンソーで左手を負傷したことが明らかになった。英国『ガーディアン』紙のウェブサイトなど複数のメディアが伝えている。

　チェーンソーで誤って左手を傷つけたというドナルドソンは同日、自身のツイッターで左手小指のつけ根に大きな傷を負った写真を投稿。詳しい状況は不明だが、切創部には大きな縫合が見られ、コメントの内容から2月4日開幕の欧州ツアー、オメガ・ドバイ・デザート・クラシック（UAE、エミレーツGC）までの試合を欠場するものと見られている。

　2014年ライダーカップでは欧州選抜の勝利に貢献したドナルドソン。昨季の欧州ツアーは無勝利に終わったものの、昨年末のアジアンツアー、タイランドゴルフ選手権で久々の白星を挙げ、今年のマスターズおよび全英オープンの出場権を確保。2013年覇者として臨む予定だった今週のアブダビHSBCゴルフ選手権（1月21日〜24日／UAE、アブダビGC）で欧州での新シーズンをスタートさせる予定だった。

　今後の出場試合については不透明だが、オメガ・ドバイ・デザート・クラシックまで離脱となれば日本＆アジアンツアー共催のSMBCシンガポール・オープン（1月28〜31日／シンガポール、セントーサGC ザ・セラポンC）も欠場することに。2年前、同じようにチェーンソーで左手を負傷し、神経の修復手術を受けたグレッグ・ノーマン（豪）ほどの重傷ではないようだが、思わぬトラブルで新年のスタートを遅らせることとなった。