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松山は「76」で今季初の予選落ち 岩田が日本勢唯一の決勝R進出

2016/01/30 09:51
松山は「76」で今季初の予選落ち 岩田が日本勢唯一の決勝R進出
初日8位タイの好発進も2日目「76」と崩れ、今季初の予選落ちを喫した松山。(写真提供:Getty Images)

 

 米男子ツアーのファーマーズ・インシュランス・オープンが現地時間29日、カリフォルニア州トリーパインズGCのサウスC(SC)、ノースC(NC)を舞台に第2ラウンドの競技を終了。1オーバー73で回った岩田寛(SC)は、通算2アンダー38位タイで決勝ラウンド進出。一方、8位タイから出た松山英樹(SC)は「76」と崩れ、通算イーブンパー73位タイでカットラインに1打及ばず、石川遼とともに予選ラウンドで姿を消した。

 ノースCでの初日に「69」で15位タイ発進を切った岩田。難関サウスCでアウトスタートとなったこの日は、1オーバーで迎えた前半7番パー4で3パットのダブルボギーを叩く苦しい展開に。それでも9番パー5で3打目をピンに絡めバーディとすると、後半は14番パー4で2打目を約1メートルに寄せて2つ目のバーディ。バックナインでは1度もスコアを落とさず、2バーディ、1ボギー、1ダブルボギーのラウンドで日本勢唯一の決勝ラウンド進出となった。

 一方、初日8位タイと好スタートを見せた松山はまさかの予選落ち。前半を2バーディ、3ボギーと出入りの激しいゴルフで折り返した後、バックナインではバーディを奪えないままスコアを3つ落とし、2バーディ、6ボギーで今季初の予選落ちに終わった。また、前日の「79」で152位タイに沈んだ石川遼(SC)は、この日も「76」と伸ばせず、通算11オーバーで大会を終えている。

 通算9アンダーのトップタイで決勝ラウンドに進んだのは、ツアー8勝の崔京周(韓/NC)と同2勝のゲーリー・ウッドランド(米/SC)。世界ランキング8位のダスティン・ジョンソン(米/NC)はこの日6アンダー66と大きく伸ばし、通算8アンダー3位に順位を上げている。その一方、前週に欧州ツアー2勝目を挙げたリッキー・ファウラー(米/SC)はこの日1つ伸ばすにとどまり、通算イーブンパーで予選通過ならず。また、昨季覇者ジェイソン・デイ(豪/SC)も2オーバー74で通算2オーバーに後退し、今季初の予選落ちを喫している。

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