松山が「65」で暫定首位タイ発進！　石川は3打差11位タイにつける

　現地時間4日、米男子ツアーのウェイスト・マネージメント・フェニックス・オープンがアリゾナ州のTPCスコッツデールで第1ラウンドの競技を行ったものの、競技途中で日没サスペンデッドが決定。松山英樹が6アンダー65で暫定首位タイにつけた。

　昨季大会ではトップと1打差の2位タイに入った松山。インスタートの初日は、立ち上がり11番から7メートル弱を沈めてバーディ先行となると、13番パー5ではイーグルトライがあと30センチ届かずも2つ目のバーディを奪取。1ボギーを挟んだ15番からも立て続けに3つ伸ばして4アンダーで前半を折り返す。後半も勢いを止めず10番から3ホールで2つ伸ばすと、以降は伸ばし切れなかったものの、8バーディ、2ボギーのラウンドで好発進を切っている。

　一方、石川遼は14ホールを消化してこの日のプレーを終了。1アンダーで迎えた6番パー4で残り160ヤードからの2打目を直接カップインさせた石川は、3アンダーで入った後半11番から連続バーディで一時5アンダーに。しかし直後の13番でダブルボギーを喫し、1イーグル、3バーディ、1ダブルボギーの内容で20人が並ぶ暫定11位タイ集団に名を連ねた。

　松山と暫定首位に並んだのは、ともにこの日18ホールを回り終えたリッキー・ファウラー（米）とシェーン・ロウリー（アイルランド）。1打差の暫定4位タイにはアニルバン・ラヒリ（インド）とブライス・モルダー（米）が続き、昨季覇者ブルックス・ケプカ（米）、前週からの2連勝を狙うブラント・スネデカー（米）はさらに1打差の暫定6位タイとなった。

　そのほか、大会3勝を誇るフィル・ミケルソン（米）は優勝予想1位のバッバ・ワトソン（米）らと並ぶ2アンダー暫定31位タイに。2週前のキャリアビルダー・チャレンジを制したジェイソン・ダフナー（米）はイーブンパー71で暫定67位タイとなっている。