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松山がPOの末にツアー2勝目! R.ファウラーとの激闘制す

2016/02/08 08:28
松山がPOの末にツアー2勝目! R.ファウラーとの激闘制す
4ホールにわたるプレーオフの末に待望のツアー2勝目を飾った松山。(写真提供:Getty Images)

 

 米男子ツアーのウェイスト・マネージメント・フェニックス・オープンが現地時間7日、アリゾナ州のTPCスコッツデールを舞台に最終ラウンドの競技を終了。ともに3打差2位タイから出た松山英樹とリッキー・ファウラー(米)が通算14アンダーで並び、プレーオフを制した松山が待望のツアー2勝目を挙げた。

 前日の「68」で優勝圏内を維持して最終日に臨んだ松山。首位のダニー・リー(ニュージーランド)とファウラーとの最終組でプレーしたこの日は、出だし1番から下りの4.5メートルを沈めて幸先良くバーディ発進。その後はパープレーで我慢を続けるも、リーが序盤から急失速したことでファウラーらとともに首位タイに浮上し、そのまま勝負のサンデーバックナインへ突入する。

 すると、迎えた10番のバーディでファウラーが一歩リード。さらに13番、15番と伸ばしたファウラーに対し、松山も13番バーディで2打差に食い下がると、17番ではファウラーがティーショットをグリーン奥の池に入れるトラブル。ここできっちりバーディを獲って同選手に追い付いた松山は、最終18番パー4でもファウラーより外側の5メートル強からしぶとくバーディパットを決めて「67」。ファウラーも冷静にバーディを返し、トロフィの行方はプレーオフに委ねられた。

 運命のプレーオフは両者譲らぬ激闘となり、18番での1ホール目はパー、18番繰り返しの2ホール目は互いにバーディで一歩も引かず。10番パー4に移っての3ホール目もパーで分けた後、17番での4ホール目でついに決着。1打目をまたも池に入れパーセーブ出来なかったファウラーを尻目に、松山が2パットでパーに収め、2014年ザ・メモリアル・トーナメント以来となるツアー2勝目を勝ち取った。

 その他上位は、通算12アンダーの単独3位にハリス・イングリッシュ(米)。3打差首位から逃げ切れなかったリーは2オーバー73で順位を落とし、通算11アンダー単独4位に終わった。大会3勝のフィル・ミケルソン(米)は通算8アンダー11位タイ。バッバ・ワトソン(米)、ザック・ジョンソン(米)は通算7アンダー14位タイで4日間を終えている。

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