長尺パター使用のB.ランガーが11バーディで単独首位発進

　チャンピオンズツアーの今季第3戦「チャブ・クラシック」が現地時間12日、フロリダ州のツインイーグルスGCを舞台に開幕し第1ラウンドの競技を終了。昨季年間王者のベルンハルト・ランガー（独）が10アンダー「62」で単独首位発進を決めた。

　開幕戦から2試合連続でトップ10入りを果たしているランガーは、3番から5連続バーディをマークするなど、前半を6アンダーでハーフターン。後半の11番ではこの日唯一のボギーを喫したものの、上がり5ホールで再び5連続バーディを奪ってみせ、11バーディ、1ボギーの内容でホールアウトした。

　アンカリング禁止のルール改正を受けて、新たなパッティングスタイルを模索していたランガーだが、9番で10.5メートル、17番では12メートルを沈めるなどグリーン上でのプレーが冴えた。前週のアリアンツ選手権では、バッグにパターを2本入れるなど試行錯誤を繰り返していたが、この日は長尺パターを使用。「木曜日と今朝に2種類のパターを試し、長い方を使うことに決めたが上手くいって良かった」と手ごたえを語った。

　6アンダー66の単独2位にはジェイ・ハース（米）。トップと5打差の単独3位には、昨季賞金ランキング2位のジェフ・マガート（米）がつけている。4アンダー68の4位タイには、ケビン・サザーランド（米）、フレッド・カプレス（米）、ケニー・ペリー（米）ら。コリン・モンゴメリー（スコットランド）は2アンダー70の20位タイとなっている。