B.ワトソンが終盤のバーディでツアー9勝目! 松山は11位タイ
米男子ツアーのノーザン・トラスト・オープンが現地時間21日、カリフォルニア州リビエラCCを舞台に最終ラウンドの競技を終了した。バッバ・ワトソン(米)が通算15アンダーまで伸ばし、今季初勝利。松山英樹は通算8アンダー11位タイで大会を終えた。
単独トップから出たワトソンは、立ち上がりの1番からバーディを奪う幸先の良い滑り出しを見せると、9番でも1.8メートルに寄せてバーディとするなど、前半を1アンダーでハーフターン。後半も11番で8メートルを沈めるなどショット、パット共に好調で、16番からの連続バーディで抜け出し。1打リードで迎えた最終18番をしっかりとパーセーブし、ツアー通算9勝目を手にした。
一方、トップと3打差の10位タイから逆転を狙った松山は、1番をバーディとするも、3番から連続ボギーを叩くなど、前半をイーブンパー。後半に入ってもボギーが先行する苦しいプレーが続き、5バーディ、6ボギーと出入りの激しいゴルフで1オーバー72とスコアを落とす結果に。日本人初の2戦連続優勝とはならなかった。
その他上位は、トップと1打差の2位タイに「67」で回ったアダム・スコット(豪)とジェイソン・コクラック(米)。スコットは1番パー5でイーグルを奪うなど、6番までに5アンダーとしたが、8番パー4でのダブルボギーが響き、2014年以来の優勝に1打及ばなかった。通算13アンダー単独4位には、ダスティン・ジョンソン(米)が入っている。
世界ランキングNo.3のローリー・マキロイ(北アイルンランド)は、1イーグル、1バーディ、7ボギーの4オーバー75とスコアを崩し、通算6アンダー20位タイ。34位タイから出たチャール・シュワーツェル(南ア)は2オーバー73でラウンドし、通算2アンダー45位タイとなっている。