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A.スコットが「66」で首位に浮上! 2年ぶりの優勝へ王手

2016/02/28 09:29
A.スコットが「66」で首位に浮上! 2年ぶりの優勝へ王手
2年ぶりのトロフィに向けて、最高の位置で3日目を終えたA.スコット。(写真提供:Getty Images)

 

 米男子ツアーのザ・ホンダ・クラシックが現地時間27日、フロリダ州のPGAナショナルで第3ラウンドの競技を終了。アダム・スコット(豪)とセルヒオ・ガルシア(スペイン)が通算9アンダーでトップに並び、最終日を迎えることとなった。

 2014年5月のクラウン・プラザ招待 at コロニアル以来となるツアー優勝を狙うスコットは、トップと3打差の単独4位から出ると、前半で6番からの4連続バーディを含む5バーディと猛チャージ。バックナインに入っても12番からの連続バーディで順調にスコアを伸ばしていたが、迎えた15番パー3で落とし穴。池に2度入れてしまいこのホールを「7」で上がり、最終的には4アンダー66でホールアウト。悔やまれる1ホールとなったものの、2年ぶりのトロフィに向けて、最高の位置で3日目を終えた。

 一方、単独3位から出たガルシアは、前半は3番からの3連続バーディなど、ノーボギーの4アンダーでハーフターン。バックナインでは13番、17番とボギーが先行する苦しいラウンドになったが、最終ホールをバーディで締めて、3アンダー67。こちらは2012年以来となる米ツアーでの優勝に向けて、弾みのつく上がり方となった。

 トップと4打差の単独3位にはブレイン・バーバー(米)。通算4アンダーの4位タイには、4オーバー74とスコアを落としたリッキー・ファウラー(米)とジャスティン・トーマス(米)が並んでいる。また、通算3アンダー6位タイには、グラエム・マクドウェル(北アイルランド)、ビジェイ・シン(フィジー)らがつけている。

 2013年以来の勝利を目指すフィル・ミケルソン(米)は3バーディ、1ボギー、1ダブルボギーのイーブンパー70とスコアを伸ばせなかったものの、通算3オーバーで、ディフェンディング・チャンピオンのパドレイ・ハリントン(アイルランド)らと並び、43位タイとなっている。

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