A.スコットが2年ぶりの優勝！　S.ガルシアを1打差で振り切る

　米男子ツアーのザ・ホンダ・クラシックが現地時間28日、フロリダ州のPGAナショナルで最終ラウンドの競技を終了。アダム・スコット（豪）が、イーブンパー70で回り通算9アンダーで2年ぶりとなるツアー優勝を飾った。

　セルヒオ・ガルシア（スペイン）と並んでトップタイから出たスコットは、上位勢がスコアメイクに苦しむ中で幸先よく1番をバーディとすると、5番パー3でもスコアを伸ばすなど、前半を1アンダーでハーフターン。サンデーバックナインは、10番でボギーが先行する苦しい展開となったが、12番パー4ではバンカーからの2打目を60センチにつけるスーパーショットでバーディ。そして、1打リードで迎えた最終18番パー5では、短いウイニングパットを沈め、ツアー通算12勝目を手にした。

　一方、ガルシアは前半をスコアカード通りに終えた後の、11番パー4で約1メートルのパーパットを外すなど苦戦。2バーディ、3ボギーの1オーバー71とスコアを落とし、通算8アンダー単独2位となっている。通算5アンダー3位タイには、ブレイン・バーバー（米）とジャスティン・トーマス（米）は入った。

　グラエム・マクドウェル（北アイルランド）が通算4アンダーで単独5位。53歳のビジェイ・シン（フィジー）はイーブンパー70で回り、通算3アンダーでリッキー・ファウラー（米）と並んで6位タイとなっている。フィル・ミケルソン（米）は通算3オーバー37位タイで大会を終えている。