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松山は4打差11位タイ発進 宮里出遅れ 首位タイにS.ピアシーら

2016/03/04 09:08
松山は4打差11位タイ発進 宮里出遅れ 首位タイにS.ピアシーら
初日は「70」で4打差11位タイ発進となった松山。(写真提供:Getty Images)

 

 世界ゴルフ選手権(WGC)シリーズのWGC-キャデラック選手権が現地時間3日、フロリダ州のトランプ・ナショナル・ドラルを舞台に第1ラウンドの競技を終了。今季2勝目を目指す松山英樹は2アンダー70で11位タイ、「76」と苦戦した宮里優作は56位タイと出遅れた。

 前週大会は股関節痛により途中棄権となった松山。その回復具合も注目された初日は、前半10番からボギー発進と出だしは良くなかったものの、伸ばしどころの12番パー5で2打目を3メートル弱に寄せてイーグル奪取。14番ボギーの直後から連続バーディで2アンダーとすると、後半はイーブンパーの足踏みで、1イーグル、3バーディ、3ボギーのラウンドとなり、コンディション万全とは言えない中でも上々の滑り出しを見せた。

 一方、WGCシリーズ初出場の宮里は2バーディ、4ボギー、1ダブルボギーの4オーバー76で好発進ならず。2オーバーで迎えた1番で2度池に入れるなど苦しみダブルボギーを叩くと、以降は2バーディを奪うもボギーも同数叩いてしまい、マーティン・カイマー(独)、ブラント・スネデカー(米)らとともに後方からのスタートとなっている。

 6アンダー66でトップに並んだのは、スコット・ピアシー(英)とマーカス・フレイザー(豪)。1打差の単独3位に2013年以来の白星を狙うフィル・ミケルソン(米)が続き、さらに1打差の4位タイには前週のザ・ホンダ・クラシックを制したアダム・スコット(豪)や欧州ツアー今季1勝のダニー・ウィレット(英)、ジェイソン・ダフナー(米)、チャーリー・ホフマン(米)の4人が続く。

 今季初の揃い踏みで予選ラウンド同組となった“新BIG3”は、世界ランキングNo.1のジョーダン・スピース(米)が3アンダー69の8位タイと好スタート。6番で8メートル強を沈めるなど要所で好プレーを見せ、5バーディ、2ボギーの内容でトップと3打差につけた。そのほか、ローリー・マキロイ(北アイルランド)は金庚泰(韓)らと並ぶ1アンダー71の16位タイ、ジェイソン・デイ(豪)は、昨季覇者ダスティン・ジョンソン(米)らとイーブンパー72の28位タイにつけている。

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