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松山、前日大叩きから一転の「68」 R.マキロイが3打差トップに

2016/03/06 08:57
松山、前日大叩きから一転の「68」 R.マキロイが3打差トップに
前日の大叩きから一転して「68」をマークした松山。(写真提供:Getty Images)

 

 世界ゴルフ選手権(WGC)シリーズのWGC-キャデラック選手権が現地時間5日、フロリダ州のトランプ・ナショナル・ドラルで第3ラウンドの競技を終了。ローリー・マキロイ(北アイルランド)が3打差の単独首位に浮上する中、60位タイから出た松山英樹は前日の「81」から一転、4アンダー「68」の好スコアで通算3オーバー41位タイに順位を上げた。

 大叩きを演じながらも前日のラウンド終盤から徐々に本来のプレーを見せ始めていた松山。この日は出だしの1番パー5から60センチにつけるナイスアプローチでバーディ発進を切ると、6番では7メートル弱を沈めて2アンダー。さらに続く7番、8番とピンに絡めるスーパーショット連発で3連続バーディとし、4アンダーで前半を折り返す。迎えた後半は12番バーディのあと、5アンダーで迎えた最難関18番でこの日唯一のボギーを喫したものの、5バーディ、1ボギーの内容で最終日への良い流れを作った。

 前日の「65」で2打差2位タイからのスタートとなったマキロイはこの日、4バーディ、ノーボギーの「68」で通算12アンダーの単独トップに立った。今週からパッティングスタイルをクロスハンドに変更し、前日にはグリーン上で好プレーを連発していたが、この日も10番で5メートルを沈めるなど要所でナイスパットを披露。3打と小さくないリードを手に最終日逃げ切りを狙う。

 通算9アンダーの2位タイにつけたのは昨季覇者ダスティン・ジョンソン(米)と前日トップのアダム・スコット(豪)。通算7アンダー4位タイにはフィル・ミケルソン(米)、バッバ・ワトソン(米)、ダニー・ウィレット(英)の3人が並んだ。そのほか、57位タイから出た宮里優作は2つスコアを落とし、通算7オーバー55位タイとなっている。

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