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H.ジャンが今季2勝目 美香が15位T 野村は27位Tでフィニッシュ

2016/03/06 16:30
H.ジャンが今季2勝目 美香が15位T 野村は27位Tでフィニッシュ
後続に4打差をつけてツアー通算2勝目を挙げたハナ・ジャン。(写真提供:Getty Images)

 

 現地時間6日、米女子ツアーのHSBC女子チャンピオンズがシンガポールのセントーサGC ザ・セラポンCを舞台に最終ラウンドの競技を終了。ハナ・ジャン(韓)が今季2勝目を飾る中、宮里美香は4アンダー「68」の好スコアで通算7アンダー15位タイに入り、一方で「74」と崩れた野村敏京は通算4アンダー27位タイで大会を終えた。

 通算19アンダーでツアー2勝目を手にしたジャンは、前半をノーボギーの3アンダーで終えると、後半11番ボギーの直後から立て続けにスコアを伸ばし、14番のロングパット成功で3連続バーディを奪取。さらに最終ホールのイーグルで後続を突き放し、1イーグル、6バーディ、1ボギーの「65」で、2位ポーナノン・パットラム(タイ)に4打の大差をつけて“アジアのメジャー”を制した。

 25位タイで最終日を迎えた美香は、前半4番で最初のバーディを奪うと、その後も7番、9番と順調に伸ばして3アンダーの折り返し。バックナインでも距離のあるパットを沈めた11番でバーディを先行させ、14番ではパーパットがカップに嫌われる不運もあったが、最終18番のバーディで5バーディ、1ボギーでのホールアウトとなった。競技後には、2日目の『75』が響いたことに悔しさを表しながらも「それを抜くと全体的に良かった」と4日間を振り返っている。

 日本勢トップの13位タイから上位進出を目指した野村敏京はイーブンパーでの折り返し後、16番でのダブルボギーなどで後半に2つスコアを落とし、2バーディ、2ボギー、1ダブルボギーの内容で順位を落としている。その他日本勢は、通算2アンダーに1つ伸ばした横峯さくらが34位タイ。「70」で回った2010年覇者・宮里藍は通算3オーバー50位タイとなった。

 そのほか、ロレックスランキング(女子世界ランキング)No.4のステイシー・ルイス(米)は通算9アンダー9位タイ。同No.1のリディア・コ(ニュージーランド)は美香と並ぶ15位タイに入った。また、同No.2で昨季覇者のインビー・パーク(韓)は通算3アンダー30位タイに終わっている。

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