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谷原、最終ホールで逆転許し2位終戦 M.グリフィンが優勝

2016/03/13 14:22
谷原、最終ホールで逆転許し2位終戦 M.グリフィンが優勝
逃げ切り叶わず、1打差2位で4日間を終えた谷原。(写真提供:Getty Images)

 

 豪州ツアーの主管競技、BMW ISPSハンダ・ニュージーランドオープンは現地時間13日、ニュージーランドのザ・ヒルズGCを舞台に最終ラウンドの競技を終了。逃げ切りを狙ったホストプロ・谷原秀人は、同組で回ったJGTOメンバー、マシュー・グリフィン(豪)との優勝争いに1打差で敗れ、通算19アンダーの単独2位で4日間を終えた。

 3日目に「63」をマークして単独首位に躍り出た谷原。海外ツアー初勝利へ逃げ切りを図ったこの日は、3番でバーディ先行も、2打後方から出たグリフィンがイーグル発進から4番までに4つ伸ばしたことで1打差の2位に後退。それでも、5番バーディ、7番ボギーのあと、9番パー5でカラーからのパットを沈めて2アンダーとし、通算19アンダーで首位に並んで折り返す。

 すると13番パー5、グリフィンがボギーを叩いたのに対し、谷原はバーディを奪取。これで2打差の単独首位に浮上し、以降は伸ばし切れないながらも1打リードで最終18番を迎えた。しかし、そのティーショットがブッシュに入り、2打目は手前のバンカーにつかまるトラブル発生。2打目をベタピンに寄せたグリフィンを前に、3打目はピンを大きくオーバーし、約5メートルからパーセーブならず万事休す。冷静にウィニングパットを沈めたグリフィンが逆転での戴冠を果たした。

 その他日本勢は、3位タイからのスタートとなった薗田峻輔が4つスコアを伸ばし、通算14アンダーの3位タイ。15位タイから出た藤本佳則は、4連続を含む計8バーディのチャージでこの日ベストの「65」をマークし、通算13アンダー単独5位に食い込んだ。

 10位タイから上位進出を目指した永野竜太郎は「71」と大きく伸ばせず、通算8アンダー16位タイで終戦。選手会長・宮里優作は連日の「71」で通算2アンダー40位タイに終わっている。また、片岡大育は通算イーブンパーの48位タイ。太田直己は通算3オーバーの54位タイとなっている。

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