大江香織が4年ぶりのツアー2勝目！　今季日本人初勝利を挙げる

　国内女子ツアーの今季第3戦、Ｔポイントレディス ゴルフトーナメントが20日、最終ラウンドの競技を終了。大江香織が1アンダー71で回り、通算7アンダーで今季初勝利を挙げた。

　第2ラウンドで今大会のベストスコア「66」をマークし、トップと1打差の単独2位からスタートした大江は、立ち上がりの1番をチップインバーディとするも、続く2番でボギーを喫し、前半はイーブンパーで折り返す。上位勢のスコアが伸びない展開のなか、3番からの10ホールでパープレーを続けると、13番から3ホールで2バーディを奪取し、最終18番を2打リードで迎える。

　しかし、ティーショットを右の崖の下に落としてしまうと、木の根元から打った2打目はフェアウェイを横切って池の中へ。それでも4打目となったショットをピンそばにしっかりとつけると、ワンパットで沈めてボギー。リードを守り切り、2012年のフジサンケイレディスクラシック以来となる2つ目のトロフィを掲げた。

　通算6アンダーの2位タイには、「67」で渡邉彩香、昨季賞金女王イ・ボミ（韓）、柏原明日架が入った。単独首位から出たキム・ハヌル（韓）は2オーバー74とスコアを落とし、通算5アンダーで斉藤愛璃、吉田弓美子と並び5位タイに終わっている。また、イーブンパー72で回った山口すず夏（鵜野森中3年）が通算イーブンパー30位タイでベストアマに輝いている。