横峯さくらが日本人最高位の20位タイ　キムが圧勝で今季初優勝

　米女子ツアーのJTBCファウンダーズ・カップが現地時間20日、アリゾナ州のワイルドファイアGC at JWマリオット・フェニックス・デザート・リッジ・リゾート＆スパを舞台に最終ラウンドの競技を終了。横峯さくらが5アンダー67で回り、通算16アンダー20位タイで大会を終えた。

　23位タイから出た横峯は、5番パー5でバーディを先行させると、8番でもスコアを伸ばし前半を2アンダーで折り返す。後半に入っても14番から連続バーディをマークするなど3つスコアを伸ばし、18ホールをノーボギー。4日間通してもボギーは3つだけと安定したプレーを見せた。

　一方、42位タイから出た宮里美香は5バーディ、1ボギーの4アンダー68で回り、通算13アンダー33位タイに順位を上げてフィニッシュ。今季1勝の野村敏京は4番パー4でダブルボギーをたたくなど、3バーディ、3ボギー、1ダブルボギーの2オーバー74とスコアを落とし、通算3アンダー71位タイとなっている。

　優勝は10アンダー「62」を叩きだしたキム・セイヨン。1打差の2位タイから出ると、前半を5バーディ、さらに後半は11番パー5でイーグルを奪うなど5つスコアを伸ばし、1イーグル、8バーディ、ノーボギーと完ぺきなプレーで後続に5打差をつける圧勝。昨季新人王が今季初のトロフィを手にした。

　通算22アンダーの単独2位には、7アンダー65をマークしたロレックスランキング（女子世界ランキング）No.1のリディア・コ（ニュージーランド）。通算20アンダー単独3位にはジャッキ・コンコリーノ（米）が入っている。2位タイから出たステイシー・ルイス（米）は、1アンダー71と伸び悩み、ポーラ・クリーマー（米）、ブルック・ヘンダーソン（カナダ）と並び4位タイとなっている。