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世界トップ64名によるマッチプレー大会 松山はK.キスナーらと同組

2016/03/23 10:53
世界トップ64名によるマッチプレー大会 松山はK.キスナーらと同組
R.マキロイに敗れた昨季の雪辱を期す松山。(写真提供:Getty Images)

 

 WGC-デル・マッチプレー選手権が現地時間23日から5日間の日程で開催される。今季から新たな冠スポンサーを迎え、開催コース、日程も変更。テキサス州のオースティンCCを舞台に世界のトッププレーヤー64名が頂点を目指す。

 昨季同様、3日間で争われる予選ラウンドは各組4人ずつ16組での総当たり戦で行われ、各組1位の16人が残り2日間の決勝ラウンド(勝ち抜き戦)に進む。ただし、今季からグループ戦でのエキストラホールはなく、18ホールを終えてタイの場合は両者に0.5ポイントが与えられる。各グループの組み合わせは、世界ランキング順に上位16人がまず別々のグループに分かれ、次に17〜32位、33〜48位、49〜64位と、3つのプールから1人ずつが選ばれた。

 3年連続3度目の出場となる松山英樹は、今季1勝のケビン・キスナー(米)とソレン・ケルドセン(デンマーク)、ラファエル・カブレラ-ベロ(スペイン)とのグループに入り、初日はカブレラ-ベロと対戦。昨季は予選ラウンド全勝も、ベスト16戦で最終的に優勝したローリー・マキロイ(北アイルランド)に6アンド5と一蹴されたが、今季はその雪辱となるか注目だ。

 大会連覇を狙うマキロイは、ケビン・ナ(米)、スマイリー・カウフマン(米)、トービヨン・オルセン(デンマーク)と予選ラウンドで同組。前週のアーノルド・パーマー招待で75-67-75-65と波の激しいパフォーマンスを見せた点は懸念材料だが、オルセンとの初戦で調子をつかみ、無敗で優勝を飾った昨季の再現といきたい。

 そのほか、1月の今季初優勝から停滞気味の世界王者ジョーダン・スピース(米)は、ジャスティン・トーマス(米)、ビクトル・ドゥブイソン(仏)、ジェイミー・ドナルドソン(ウェールズ)とのグループ。2014年覇者で2週連続優勝を狙うジェイソン・デイ(豪)はポール・ケイシー(英)、トンチャイ・ジェイディ(タイ)、グラエム・マクドウェル(北アイルランド)と予選3日間を戦う。

 世界ランク7位のヘンリック・ステンソン(スウェーデン)と同16位のジム・フューリック(米)は今大会欠場となったものの、過去3戦2勝と好調のアダム・スコット(豪)やリッキー・ファウラー(米)、バッバ・ワトソン(米)といったその他の同ランク上位陣は揃って参戦。世界最高峰のマッチプレー大会を制するのは一体誰になるのか。

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