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石井理緒、吉原奈生子の2人が2アンダーで首位に並ぶ

2016/03/23 17:08
石井理緒、吉原奈生子の2人が2アンダーで首位に並ぶ
初日首位タイの吉原奈生子

 

 文部科学大臣楯争奪 平成27年度(第36回)全国高等学校ゴルフ選手権 春季大会の第1日が23日、瀬田ゴルフコース(滋賀県)の男子が東コース(6,750ヤード、パー72)、女子が北コース(6,379ヤード、パー72)を使用して行われた。競技は男子が54ホール、女子は36ホールのストロークプレーでそれぞれ争われる。

 女子の部は79人の選手が出場し、2アンダー70で回った石井理緒(新潟・開志国際1年)、吉原奈生子(香川・高松中央1年)の2人が首位に並んだ。1打差の3位には、稲見萌寧(茨城・日本ウェルネス1年)、小貫麗(熊本・熊本国府1年)、吉本ここね(北海道・札幌光星1年)、廣田真優(東京・堀越1年)の4人が並んでいる。

 首位の一人、吉原はこの日、5バーディ、3ボギーのラウンド。スタート前は「パープレーを目標」にしており「最近調子が良かったので、2アンダーは満足」。だが「アプローチミスや3パットもあった」ため、内容には不満も残ったようだ。

 2014年全国中学校ゴルフ選手権夏季大会では2位、昨年は日本女子アマでベスト16まで進んでいる。そのときは2回戦で同級生の王天に5アンド4で敗れた。その王は決勝まで勝ち進み、勝みなみと対戦して負けている。また、高校の先輩には日本女子アマチャンピオンで、現在はプロゴルファーの森田遥もおり、周りから刺激を受けることも多い。将来はやはり「プロになりたい」と目を輝かせる。もし、優勝すればLPGAツアーのニチレイレディス(6月17〜19日、千葉・袖ヶ浦CC新袖C)に派遣選手として出場することができる。そうなればプロゴルファーを目指す彼女にとっては、いい経験になるだろう。ただし、本人は、そこは意識をせず「同じようにパープレーを目標にして、トップ3には入れれば」と平常心を心がける。最終日は混戦が予想されるだけに、踏ん張りどころだ。

<全国高等学校ゴルフ選手権春季大会 女子第1日成績>
1:石井理緒、吉原奈生子 70
3:稲見萌寧、小貫麗、吉本ここね、廣田真優 71
7:立浦琴奈、瀬賀百花、平塚新夢、小西瑞穂、
小祝さくら、河本結、澁野日向子 72
<以下、主な選手の成績>
14:工藤優海 73
19:松原由美、今綾奈 74
33:新垣比菜、三浦桃香 76

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