新BIG3が揃って白星発進　R.ファウラー、D.ジョンソンは敗れる

　現地時間23日にテキサス州のオースティンCCを舞台に開幕した世界ゴルフ選手権（WGC）シリーズのWGC-デル・マッチプレー選手権。グループステージ第1戦では、世界ランキングトップ3のジョーダン・スピース（米）、ジェイソン・デイ（豪）、ローリー・マキロイ（北アイルランド）がそろって勝利を収めた。

　第1組のスピースは、世界ランキング53位のジェイミー・ドナルドソン（ウェールズ）と対戦。立ち上がりの1番を相手のボギーで制すると、5番からの3ホールを連取し、4アップまでリードを広げる。その後は2アップまで巻き返しを許しはしたものの、16番パー5でバーディを奪ってものにし、3アンド2と危なげない戦いで白星スタートとなった。

　また、世界No.2のデイはグラエム・マクドウェル（北アイルランド）相手に、4番までに2ダウンとリードを許す苦しい展開となったが、8番から2ホールを連取し逆転すると、後半に入って11番、12番を制してリードを広げ3アンド2で勝利。一方、連覇を狙うマキロイもトービヨン・オルセン（デンマーク）に13番まで2ダウンと劣勢だったが、14番から2ホール連取でオールスクエアに戻し、最終18番でオルセンがボギーを叩き、1アップで辛くもマッチを制している。

　その他の試合では、世界ランキング5位のリッキー・ファウラー（米）が、ジェイソン・ダフナー（米）に2アンド1敗れ黒星発進。WGC連勝を狙うアダム・スコット（豪）は、トーマス・ピータース（ベルギー）相手に15番まで2アップとリードしていたが、16番、17番を落とし引き分けで0.5ポイントを獲得している。また、ダスティン・ジョンソン（米）はロバート・ストレブ（米）相手に3アンド2で敗れた。