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松山、2連勝も予選突破ならず… R.カブレラ-ベロが決勝T進出

2016/03/26 09:39
松山、2連勝も予選突破ならず… R.カブレラ-ベロが決勝T進出
2勝1敗で予選敗退となった松山。(写真提供:Getty Images)

 

 世界ゴルフ選手権(WGC)シリーズのWGC-デル・マッチプレー選手権が現地時間25日、テキサス州のオースティンCCを舞台にグループステージの第3試合を終了。松山英樹はケビン・キスナー(米)に3アンド2で勝利したものの、0.5ポイント差でラファエル・カブレラ-ベロ(スペイン)にかわされ、決勝トーナメント進出には届かなかった。

 2日目の初勝利で1勝1敗としたことで、2連勝のカブレラ-ベロがこの日敗戦、さらに同選手とのプレーオフで勝利という条件付きながら予選通過の可能性を残した松山。勝利が必須となったこの日は、7番までパーを並べ合ってオールスクエアを続けると、キスナーがボギーを叩いた8番で1アップとし、僅かにリードして前半を折り返す。

 すると後半10番、5メートル強を沈めた松山がこの日最初のバーディでリードを広げ、以降もパーを続けるキスナーを尻目に12番で3アップ、さらに続く13番で残り29ヤードから約60センチに寄せて連続バーディとし、リードを拡大。その後は14番ボギーで一歩後退も、3アップのまま16番を終えて勝利し、2勝1敗で3日間を終えた。

 しかし、カブレラ-ベロがソレン・ケルドセン(デンマーク)と引き分けたことで、松山は予選突破ならず。2連敗のケルドセン相手に1ダウンで前半を折り返したカブレラ-ベロは、その後一時は1アップに逆転するも、15番までに1ダウンと再び劣勢に立たされる苦しい展開。しかし、迎えた最終18番パー4でケルドセンが2打目でバンカーにつかまる一方、1オンからバーディを奪って引き分けに持ち込み、2勝1引き分けで決勝トーナメントへ駒を進めている。

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