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“新BIG3”はそろって決勝T進出 A.スコットは終盤逆転許し敗退

2016/03/26 12:00
“新BIG3”はそろって決勝T進出 A.スコットは終盤逆転許し敗退
3連勝で決勝トーナメント進出を決めたJ.スピース。(写真提供:Getty Images)

 

 世界ゴルフ選手権(WGC)シリーズのWGC-デル・マッチプレー選手権が現地時間25日、テキサス州のオースティンCCを舞台にグループステージの第3試合を終了。世界ランキングトップ3のジョーダン・スピース(米)、ローリー・マキロイ(北アイルランド)、ジェイソン・デイ(豪)が順当に決勝トーナメント進出を決めた。

 “新BIG3”の面々はいずれも予選グループ無敗でのベスト16進出となった。少年時代からの親友、ジャスティン・トーマス(米)と対戦したスピースは、9番までに4アップのリードを築くと、そこから一時2アップまで迫ったトーマスを16番のイーグルで振り切って、3アンド2の快勝。すでに敗退が決まっていたトーマスは3連敗で大会を終えている。

 2連勝中のデイと1敗1引き分けのポール・ケイシー(英)による一戦は、6ホール消化時点でケイシーが途中棄権したためデイが勝利。デイは一時2ダウンの劣勢も、5番、6番と盛り返してオールスクエアに。その直後、ケイシーが体調不良によりプレー続行を断念した。

 一方、ともにここまで2連勝のマキロイとケビン・ナ(韓)の対戦は、一進一退の展開で18ホールを引き分け。勝ち抜きをかけたプレーオフでは、2番パー4での2ホール目でナがボギーを叩き、パーに収めたマキロイが決勝への切符を掴んだ。この結果、マキロイは第14組を3連勝で勝ち抜いたザック・ジョンソン(米)とベスト16戦で戦うこととなった。

 そのほか、第5組ではアン・ビョンホン(韓)と引き分けたリッキー・ファウラー(米)が1敗2分けで敗退。1勝2分けとしたアンがスコット・ピアシー(米)とのプレーオフの末に決勝トーナメントに進んだ。第6組ではアダム・スコット(豪)と一進一退の攻防を見せたビル・ハース(米)が、1ダウンで迎えた上がり2ホールの連続バーディで勝利をもぎ取り、3戦全勝で予選を通過している。

 また、第8組では、ジミー・ウォーカー(米)を2アンド1で下したダスティン・ジョンソン(米)が、キラデク・アフィバーンラト(タイ)とのプレーオフを制して決勝トーナメント進出。第9組では、フィル・ミケルソン(米)を5アンド4で退けたパトリック・リード(米)が全勝で予選突破を決めた。

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