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R.マキロイ、J.デイらが準決勝へ J.スピースはベスト16敗退

2016/03/27 10:30
R.マキロイ、J.デイらが準決勝へ J.スピースはベスト16敗退
タイガー以来の大会連覇へ向け、準決勝進出を決めたR.マキロイ。(写真提供:Getty Images)

 

 世界ゴルフ選手権(WGC)シリーズのWGC-デル・マッチプレー選手権が現地時間26日、テキサス州のオースティンCCを舞台に4日目の競技を終了。世界ランク1位のジョーダン・スピースがベスト16敗退となった一方、昨季覇者ローリー・マキロイ(北アイルランド)、世界No.2のジェイソン・デイ(豪)はベスト16、準々決勝を勝ち進み、両者は準決勝で激突することとなった。

 タイガー・ウッズ(米)以来2人目の大会連覇を目指すマキロイ。ザック・ジョンソン(米)とのベスト16戦は序盤から主導権を奪い合う接戦となったが、オールスクエアで迎えた13番、相手のボギーで優位に立ったマキロイが、以降最後までリードを維持して1アップで勝利を収めた。

 続く準々決勝は、ベスト16でビル・ハース(米)を破ったクリス・カーク(米)とのマッチに。1番で3メートル強のバーディパットを沈めるなど、4番までに2アップとしたマキロイだが、5番、9番を獲られたことでリードを失う。それでも直後10番バーディで再び優勢となると、12番から16番までの3バーディで4アップと突き放し、4アンド3の快勝で自身3度目の準決勝進出を決めている。

 予選第2組を3戦全勝で勝ち抜いたデイは、ブラント・スネデカー(米)とのベスト16を1番から終始リードを続けて3アンド2で勝利。準々決勝はブルックス・ケプカ(米)と当たり、互いに譲らぬオールスクエアでの折り返しから、後半は10番バーディでのリードを、12番、15番と広げ、3アンド2で準決勝への切符を掴んだ。2014年以来の大会2勝目へ、まずはベスト4で強敵マキロイを退けなくてはならない。

 3連勝で予選第1組を通過したスピースは、ベスト16でルイス・ウーストハウゼン(南ア)と対戦。立ち上がりの4番で先手を取られると、3連続含むこの日計7バーディを叩き出した相手の圧力に押し切られ、4アンド2で敗れた。この結果最新の世界ランクでは、スピースが1位から後退し、デイが世界王者に返り咲く見込みとなっている。

 ウーストハウゼンは、ダスティン・ジョンソン(米)との準々決勝を2アンド1で勝利し、準決勝ではラファエル・カブレラ-ベロ(スペイン)と対戦する。第12組で松山を退けて決勝トーナメントに進んだカブレラ-ベロはアン・ビョンホン(韓/途中棄権)とのベスト16、ライアン・ムーア(米)との準決勝を制して準決勝に進んだ。

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